#11 なぜイギリスの大学院?【私が留学先にロンドンを選んだ3つの理由】

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ロンドンに来て3カ月が経ちました。9月も最終週に入り、いよいよ本格的に授業が始まります。

イギリスでは基本的に1年間で修士を獲得することができます。ちなみに学士は3年間です。

私の場合は修士課程に入る前に1年間「Graduate Diploma course」という大学院準備コースに参加するので最低でも卒業に2年を要します。このコースの特徴は、専門分野と並行して英語の能力向上を目的とした授業にも参加するというものです。

☞以前、このブログで詳細を書きました。「#4 大学院までのステップ」

#4 大学院までのステップ
私の通うロンドン大学ゴールドスミスは世界100カ国から学生が集まっています。それだけに留学生に向けた授業やカリキュラム、サポートが充実しています。今回は「大学院進学までのステップ」に焦点をあててお伝えします。

大学院は別に日本でも通えます。それにアメリカやオーストラリアといった英語圏の国々にもメディアを学ぶことができる有名な大学がありますし、ドイツを始めとしたヨーロッパの大学では授業料が格段に安い所だってあります。

そこで今回は…

イギリスに行くと決めた理由

について書きます。

 

理由を聞かれることは結構多い

2018年6月に渡英して以来、本当にたくさんの方々と会う機会があります。

そんな皆さんとの会話の中で必ずと言っていいほど聞かれるのが…

なんでイギリスにしたの?

という質問です。(・_・)ナンデ

この質問は日本人よりも現地で出会った方によく聞かれます。

なんかこのように聞かれると構えてしまいますよね。でも深刻になる必要はありません。なぜならそこに正解はないからです。正直私も来たばかりなのでまだはっきりとは分かりません。

ただ、ほぼ百発百中で相手を納得させられる答えを持っているのでご紹介します。すみません、ハードルを上げました。(・_・;)アゲタ

 

それがこちらです。

  1. EUの一員であること
  2. 私の趣味
  3. 他国との比較

では順番に見ていきましょう。

 

①EUの一員であること

皆さんもご存じの通りイギリスでは2016年6月23日にEU離脱の是非を問う国民投票が行われ、離脱派が過半数を超えました。いわゆる「ブレクジット」に関するニュースは連日連夜ニュースで取り上げられていますが、正直混迷しています。

将来イギリスがどうなってしまうのか、私のような留学生はおろか英国人や政治家にだって分かりません。ただそんなイギリスも2018年9月時点では紛れもなくEU(ヨーロッパ連合)の一員です。

そこで、もしイギリスに選んだ理由を聞かれた場合、私ならこんな風に返します。

他のヨーロッパ諸国に簡単に行ける英語圏の国だからです

 

なんだか模範解答のようで拍子抜けした方もいるかもしれませんが、私はこれを心の底から「イギリス留学の利点」だと思っています。

ロンドンには市内近郊に4つの空港があります。どれも東西南北にバランスよく配置されているのでどこに住んでいても空港までバスや電車で簡単にアクセスできます。私は今回の夏休みを利用してアムステルダムとベルリンに行きました。どちらもロンドンから飛行機で1時間ちょっとしかかかりません。

場合によってはユーロスターを使った方が良いケースもあります。ロンドンからパリへはものの2時間です。

東京から金沢より近いです。笑

 

航空券が殊の外安い!

さらに衝撃なのはその価格です。

旅行直前に予約したロンドン・ガトウィック空港発、アムステルダム・スキポール空港行きの料金が片道8千円でした。なおEU域内ではシェンゲン協定により簡単な観光やビジネスを目的とした渡航の際、共通のビザが発行されヨーロッパ各国を周遊できます。

※こられは時勢に応じて変化するので注意が必要です。現在イギリスからの「出国」はとても簡単ですが「帰国」の際は入国審査のため1時間以上並ばされます。

ありがとうJAPAN!

特に私の場合は仕事を辞めてロンドンに来ているので「様々な経験をする」ことは、その言葉以上に大切です。

ヨーロッパには独自の文化や宗教、歴史を持つ国がたくさんあるので良い経験になること間違いなしです。それに同じアジアの国でも他のEU諸国へのビザ発行が認められていない国もあります。日本に生まれたことを感謝した瞬間です。

ちなみにこのように返答するとほぼ全員が笑顔で頷いてくれます。きっと皆さんもEUの国々をこうも簡単に行き来できることが本来簡単じゃないことをよくご存じなのだと思います。それだけに今後ブレクジットの交渉がどうなっていくのか、世界中が関心を寄せているのです。

 

②私の趣味

あまり真面目に話してばかりでも堅苦しいので、たまにこう返します。

そうだな~。フットボールかな

別に笑いを取りに行っている訳でもないのですが、この解答は特に現地の方たちにけっこうウケます。

☞以前このブログでイギリスのフットボール文化「#3 英国フットボール」についてご紹介しました。

#3 英国フットボール
2018年はワールドカップイヤーでした。8月からプレミアリーグも開幕したので、街中には毎週末ユニフォームを着てスタジアムへ出かける人の姿を多く目にします。今回は「英国フットボールの雰囲気」を探っていこうと思います。

ヨーロッパ各国は押し並べてそうかと思いますが、皆さんフットボールが大好きで、フットボールに真面目です。

特にイングランド・プレミアリーグは商業的にも大成功を収めているので世界中からトップ選手が集まります。スタジアムの雰囲気もとても良いです。それにドイツにはブンデスリーグ、スペインにはリーガ・エスパニョーラ、イタリアにはセリエAなどヨーロッパにはたくさんの素晴らしいリーグがあります。私からすればこんなに素晴らしい環境、他にありません。

 

③他国との比較

これについては書いてみたはいいものの…あくまで個人の「予想」と「感想」であることをご了承ください。

例えば、比較の対象として真っ先に挙がるのが「アメリカ」ですよね。同じ英語圏であり、世界をけん引する経済大国です。

なんでアメリカにしなかったの?

と聞かれることも結構多いです。まぁアメリカでも良かったんですけどね。(・_・)ヨワゴシ

 

あえてイギリスをたてるのなら…

  1. 車が必要ない
  2. 理論やアカデミックの形式をとても大切にしている
  3. 世界中から人が集まっている

これらが理由になると思います。

特に3番目の「世界中から人が集まっている」ですが、これは普段生活していて本当に実感します。

ロンドンはとても狭いので市内で生活する分には車は必要ありません。そんな街に世界中から多種多様な人たちが集っているのです。大学も同じです。私の通うゴールドスミスも世界100カ国から学生を受け入れていると謳っています。

あとイギリス人とアメリカ人は同じ英語圏でも少し性格が違うみたいですね。一概には言えませんが、シャイやシニカルと形容されるイギリス人の考え方の方が私にはあっていると思います。もちろんイギリスの大学で学ぶアメリカ人も相当数います。

 

つまりまとめると…

イギリス留学はおススメです!

というわけです。(・_・)ソウダ

 

特に”ロンドン”を選んだ理由

ちなみにイギリスへ行こうと決めた際、どの都市に行けばいいのかしばらく迷った時期がありました。イギリスには地方都市にも評判の良い大学がたくさんあるからです。

そんな時背中を押してくれたのは

ロンドンに行ってたくさんの人と会った方がいい

という周りの方たちの助言でした。

まだロンドンにきて3カ月ですが、イギリス企業で働く人たちとの出会い、日本企業の現地法人に勤める方たち、それに石川県関係の方々、日々本当に貴重なご縁がたくさんあります。

それにロンドンには約6万人の日本人が生活していると言われています。

こちらに来て、これまで日本では会うことのなかったような人とお話しする機会もたくさんあります。なのでイギリスへ留学や旅行を検討されている方はまずロンドンに来ることを強くお勧めします!!!

 

最後に余談ですが、少し前に自分の英語に自信が持てなくて会話を避けてしまう時期がありました。ところがイギリスから一旦離れヨーロッパを旅行した際、考え方が大きく変わりました。

オランダやドイツに行くと、現地の人でも特に観光客に対しては英語を使っています。彼らはネイティブではないので正直やや聞き取りにくい部分もあるのですが一生懸命話してくれます。うまくは表現できないのですが、その姿に勇気をもらいました。

お伝えしたようにロンドンには数え切れないほどの人種や民族が生活しています。ネイティブ・スピーカーはその内のごくわずかとも言われています。今回外を見たことで、私もたとえ下手な英語でもまずは積極的に挑戦してみようという気持ちになれました。もちろんそれに甘えず頑張ります。

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ロンドン留学ブログ 〜アナウンサーから英国大学院生へ〜

  1. お久しぶりです。
    意気揚々努力されている様子は嬉しいです。
    こちらも元気が出てきます。
    近況を伝えつづけてください。
    英国で学ばれている伊藤さんにひとつお願いがあります。

    現地の生活の中で様々な人と接して、日本やアメリカの「民主主義」と違うところが感じられるか、教えてください。これはメディアの在り方の原点と思っているのですが、爺のたわごとです。

    • 山本秀樹写真事務所さん、

      コメント有難うございます。
      日本とロンドンの違いは「多様性」だと思います。一つの街に本当に多くの人種や宗教が集結しているため「ロンドンはイギリスではない」と言う英国人もいるほどです。日本は、人口の大多数を日本人(ネイティブ)が占めているので長い年月をかけて構築された「モラル」や「暗黙の了解」といった要素が存在しています。なのでメディアもほぼ無意識的にこれらに対する配慮をする必要がありますし「自分たち」と違う意見に対して慎重です。一方、ロンドンでは良くも悪くもその意識が薄く、無数の意見・考えが混在しています。

      また、イギリスの大学ではあまり「答え」を限定しない傾向にあります。例えば大学ではセミナーに参加したり学生同士でディスカッションをしたりすることが多々ありますが、講師から「正解」を示されることはほぼありません。日本と対極的なスタイルに当初は戸惑いましたが、自分自身の考えや解釈を発展させていくという点においては良い取り組みだと思います。民主主義下で物事を進めていく以上、時に自分の意見が全く反映されないこともあると思います。しかしその過程で最初から「答え」を限定しないことで、個人の可能性を大きく飛躍させる一助になるのではとも感じました。

  2. はじめまして、大学院進学おめでとうございます(^^)
    私も社会人で低い学部時代のGPAながらもロンドン大学院に受かり進学しました。
    初アカデミック英語での論文執筆や授業で最初はかなり苦労しました。
    でもコツを得たことでほぼ全てのコース課題論文と卒業論文、そして修士号でDistinctionを得ることができました!
    もし論文執筆等で不安や相談ごとがありましたらココナラ で、論文でDistinctionをとるコツ&裏技の提供、相談を受けています
    coconala.com/services/471890

    留学生活が楽しく充実したものになりますように(^^)