#18 国際郵便EMS 日本→ロンドン【15日後にようやく受け取り!】

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海外で1年以上の長期滞在をする際、日本で大切にしていた服や備品を海外でも使いたいと思うのはごく自然のことですよね。しかし渡航時に持っていける荷物の量は限りがあります。

そんな時に頼りになるが国際郵便です。

その一方で…

受け取り時に追加金が発生した!

いつまでたっても荷物が届かない

といったトラブルの声が多く聞かれるのも事実です。

 

私もロンドンに渡ってから半年の間に、家族の協力を得ながら国際郵便を2度利用したのですが、12月中旬に送ってもらった郵便を受け取るまでになんと15日もかかりました!

一体なぜそんなことになってしまったのか…

国際郵便 日本→ロンドン

  • 追跡画面を解説
  • 国際郵便に税金がかかる?

このあたりを中心に徹底検証していきます。

 

EMSを使いました

EMS(Express Mail Service)は 30kg までの書類や荷物を簡易的に送ることができる国際郵便サービスことで、日本ではメジャーな方法の一つと考えらています。私も過去2回の国際郵便はこのサービスを使用しました。

値段は届け先の国や地域、重さによって様々ですが、1,400 ~ 69,700円と幅広い価格設定がされています。

インボイスが必要です!!

国際郵便を行う際に「インボイス」という領収書のようなものを同封しなければいけません。

インボイスは内容量の重さや内容、単価を英語にて記載するものです。

単価の設定は任意となっていて、もし郵送の途中に紛失してしまった場合、記載した単価を基に補償額が計算されます。一方、内容品の合計が20万円を超えるものは国内の税関にて「輸出申告」という特別な手続きが必要になります。

 

1回目はスムーズに(追跡画面あり)

2018年の夏は記録的な酷暑・晴天となったロンドンでしたが、例年9月ごろから急に涼しくなるとの話を聞いていたので冬用衣服を中心に送ってもらいました。

ただ国際郵便というと荷物を雑に扱われて届くころには箱も中身もボロボロ…みたいなイメージがありませんか?果たしてうまく荷物が届くのか半信半疑でしたが…

予想以上に早く、何事もなく届きました

 

こちらが日本郵便の追跡画面です。

ご覧のとおり、8月24日夕方に持ち込んだ荷物が、28日午前には私の手元に!

国際郵便 日本→ロンドンがわずか4日で完了しました!

郵便物も特に目立った傷や汚れなどは無く、良い意味で予想を覆される結果となりました。

そのため…

国際郵便は安心・安全だな

と変に自信を深めてしまうのです。。。

 

12月に再びトライ!

それから3か月後、再び家族に依頼して日本に置いてきた荷物を送ってもらうことになりました。送ってもらったリストがこちらです。インボイス上の単価も記載しておきます。

  1. 革靴 10,000円
  2. 革ジャケット 30,000円
  3. セーター 2,000円
  4. 寝袋 20,000円
  5. マスク 50円
  6. お菓子 500円

その他の備品も含め、計72,400円(7.0kg)の国際郵便となりました。ちなみに郵送料は 12,700円でした。

インボイス上の備考欄に「有償(Commercial value)」「無償(No Commercial value)」かというチェック欄があるので「無償」に記しを付けました。さらに「贈物」「商品見本」「その他」と書かれた選択肢からは「商品見本」を選びました。

クリスマス休暇が迫る中…

イギリスでも12月後半は基本的に大学や会社はお休みです。

特にクリスマス当日はロンドン市内を走る地下鉄やバスでさえ営業を休止、あらゆる機関がストップします。

なので本当は12月初旬に送ってもらうのが理想かなと思っていたのですが、9時間の時差がある中で日本にいる両親と確認作業などを繰り返しているうちに時が過ぎてしまい、結局17日夕方に配送をしてもらうことになりました。

連休にずれ込むのは危険かなと思いつつ…

でも、クリスマスまで1週間あるし大丈夫かな♪

と甘くみていたことが完全に間違いでした!

 

全然届かない!?(追跡画面あり)

日本郵便の追跡画面を見ると配送から3日後の20日にはすでにイギリス国内の「国際交換局」に荷物が到着しています。ここまではかなり順調です。

前回は「国際交換局」に到着後すぐに「発送」され、翌日にはロンドン市内の自宅に荷物が届いていました。

しかし今回は見慣れない文字が書かれています。

 

「税関検査のため税関へ提示」

 

え??(・_・)ナニコレ

 

Parcel Force で確認することに!

今回の国際郵便にあたっては日本郵便を利用しましたが、荷物が海を渡るとそこからはイギリス国内の委託業者に引き継がれます。イギリスでは主に…

  1. Royal Mail(手紙)
  2. Parcel Force(荷物)

が業務を担っています。また日本郵便と同じように追跡機能(トラック)を備えています。居ても立ってもいられず Parcel Force のホームページからも荷物の追跡をしてみることにしました。

これを見てみると確実に荷物はイギリス国内に到着しています。

ところがその下に「あなたの荷物はいま関税局で審査されています。たいていの場合は荷物が発送される前に税金を納める必要があります」との記載があるではありませんか。

これは一体どういうことなんでしょうか。

税金を払わないといけない?

これはロンドンで知り合ったイギリス人に聞いた話なのですが、同じように日本から荷物(新品のDVD)を送ってもらった際、自宅に届いたのは「荷物」ではなく「一通の手紙」。その中身は…

あなたの荷物に税金がかかっています。払わないと日本に返しちゃうので早く払ってね。

という内容のものでした。

彼は商品価値(新品のDVD)の20%となるVATを収め、無事に荷物を受け取ったとのことでした。

VATとは??

VAT(Value Added Tax)とはいわゆる消費税のようなものです。一部を除いて、イギリスでは全ての商品に20%の消費税が課せられています。※2011年4月~2019年1月現在

このVATはたとえ国外から送られてきたものであろうと例外ではないのです!

英政府のホームページによると、納税対象となり得るのはこちら。

  1. オンラインで購入したもの
  2. 国外で購入してイギリスに送ったもの
  3. ギフト(贈り物)

一方、ユーロ圏はこれらが免除されています。

中でもVATが課せられるものは…

  1. £35以上のギフト
  2. £15以上のその他の商品
  3. アルコールやたばこ、香水

が対象になっています。色々と細かい決まりがあるみたいです。

ギフトには税金がかかる

英国政府のホームページによると、原則的に「ギフト」には税金がかかるようです。さらに、£135(約2万円)を超える金額の商品を郵送すると、イギリス国内の税関にて総額の 2.5%にあたる「税金」を支払う義務が別途に発生するようです。

一方、すでに使用済みの衣服などは「ギフト」ではないので、インボイス上に「Personal belongings」と記載することが推奨されています。なので仮に新品のものを同封する場合はタグを取るなどの処理が必要だと思います。もう本当にややこしいですね!

でも今回私が送ってもらったのは「ギフト」じゃなくて完全なる「個人の所有物」なんですけど…。

12日目に動きが!!

結局、事態が変わらないまま2018年のクリスマスが過ぎました。あれから何度、追跡画面を確認しても私の荷物は一向に配送される気配がありません。

それどころか税金を払うとか払わないとかの前に、納付義務を告げる「手紙」すら届きません。もう待ちくたびれました。

もしかしたら紛失したのかな…

なんて考えが脳裏をよぎることも…

すると配送から12日目!ついに動きがありました。税金はいくらか…

「あなたの荷物は手続きが終わり、配送センターに移されました」

 

あれ?

 

税金は?(・_・)ワカンネ

 

何事もないように到着

税金についての記載がなくなってしまいました。しかし気を抜くことは禁物です。

もしかしたらこの後に「手紙」が届くのかも…

と思っていたら…

「あなたの荷物は配送センターに送られ、配達の準備が行われます」

 

なんと15日後に結局なんの税金も発生せず荷物が無事届きました!

荷物には特に目立った傷などはありませんでした。

 

最終的な日本郵便の追跡画面です

12月17日に配送した荷物を31日に受け取りました。

 

なぜこんなに遅れたのか!?

これはやはりクリスマスが原因だと推測されます。

この時期は世界中でプレゼントのやり取りが行われていて、イギリス国内の税関も処理できないぐらい膨大な数のプレゼントが海を渡って国内に届けられていたのだと思います。

ちなみにクリスマス後に日本からロンドンへ荷物を送ってもらっていた友人は3~4日で届いてと言っていました。

つまりクリスマス直前は国際郵便を絶対におススメしません!!!

 

「手紙」が届いてしまったら??

今回私は結果的に納税義務がありませんでした。

しかし中には「個人の所有物」を送ったのにも関わらず納税義務を告げる「手紙」が自宅に届き、税金を納めざるを得なかった人もいるようです。一度VATの納税が課せられると、支払い(ネット上で可能)が確認されるまで荷物が配送されることはありません。

納税義務は荷物の「受け手」に課せられており、もし3週間経っても払わなかった、あるいは気づかなかった場合は荷物が日本へと返送されるシステムになっています。それこそ大切な荷物がどこかへと消えてしまいそうで恐ろしい話です。

一方、英国政府ホームページ上には「もし自分が払いすぎていると感じたとき」に返金の申請ができるフォーマットが記載されています。

手数料を除くと、意外にいくらか返ってくることもあるそうなので、諦めずに戦い続けることをお勧めします!

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