#17【本気の提案】IELTSのスコアは5.0でも一流イギリス大学院に行ける!心が折れる前に海を渡ろう!

留学

今回はアイエルツに内容を絞って記事を書きます。

私は7年間、日本のテレビ局にアナウンサーとして勤めた後、2018年6月からロンドン大学ゴールドスミスにて海外留学をスタートさせました。日本語は得意でしたが笑…

英語は得意科目ではありませんでした。

イギリス留学を目指している方にとってアイエルツは避けて通れない登竜門です。だいたいの大学院は留学生の必要 Overall スコアを 6.5 ~ 7.5 に設定しています。これは決して簡単な数字ではありません。

日本でコツコツ勉強をして必須スコアを獲得したあとに海を渡ることが「王道」だと思いますが、今回はあえてそんな「王道」にチャレンジ(反論)します。

IELTS 5.0 でも一流大学院に行く!

  • Overall 5.0 で海を渡る方法
  • Overall 5.0 を取る勉強&参考書

を中心にお伝えします!

まず最初に断っておきますが、

どのみちたくさん勉強することになります。

私は約6カ月、仕事をしながらアイエルツ対策の勉強をして、2017年8月に初めての試験で Overall 5.0 を獲得し、その後イギリスへ渡りました。ご紹介するのは「楽な方法」ではなく「新たな選択肢」です。

私の通うロンドン大学ゴールドスミスはメディアやアート、社会学の分野で世界的に高い評価を受けています。

スコアの内訳(2018年8月)

Listening 5.5

Reading 4.5

Writing 5.5

Speaking 5.0

Overall 5.0  (・_・ )ヒクイ

IELTS は2種類ある【注意!】

  1. 英検が主催するもの
  2. ブリティッシュ・カウンシルが主催するもの

ビザを獲得するためには 2.ブリティッシュ・カウンシルが主催する「UKVI」と呼ばれる試験のスコアを持っている必要があります。英検主催のものは良い腕試しになりますが、イギリス留学に関しては一切効力を持たないので注意が必要です。

UKVI の試験は英検主催のものに比べて割高になっています。

IELTS に距離を置いた理由

  1. 受験料が高い
  2. 都市圏でしか受験できない

受験料は年によって変動するものの1回につき4万弱します。スコアが取れなかったからといって毎月のように受けらえる種類のテストではないように感じました。

余談ですが、私は石川県金沢市に住んでいたので試験を受けるためには新幹線(往復2万強)に乗って東京に赴く必要がありました。移動時間が発生するため、受験できる時間帯も限られていました。

大学院では通用しない!?

大学院では基本的にエッセー(=ライティング)が成績の鍵を握ります。

イギリスの大学ではアカデミック英語を使用しますが、実はアイエルツで求められるライティング形式とは似て非なるものとなっています。

☞別の記事でまとめました「#16 アカデミック英語とは【アイエルツのやり方ではダメ!?】

#16 アカデミック英語とは【アイエルツのやり方ではダメ!?】
10月から始まったロンドン大学ゴールドスミスの授業内容に焦点をあててお伝えします。中でも今回は、アカデミック・イングリッシュって一体なんだ?という点に特に注目していきたいと思います。後半の方では IELTS との比較も行います!

アイエルツのライティングに苦しんでいる方は多い思います。正解が数億パターンある「イギリス方式」と、原則的に答えが1つの「日本方式」との違いに私は当初戸惑いました。

それなのにロンドン大学ゴールドスミスでライティングを担当している私の講師は、一番最初の授業で…

アイエルツのライティング形式はアカデミックの世界で一切使用しません!

と断言していました。つまり私が言いたいのは、

IELTS の勉強に時間をかけすぎない方がいい!

ということです。留学を目指している方なら遅かれ早かれアカデミック英語を学ぶ日が来ます。それならばアイエルツの勉強を早々に引き上げ、より重要な目標(=大学院を卒業すること)を達成するための勉強に多くの時間を費やすことも一つの手段なのではないでしょうか?

詳しく見ていきましょう

IELTS 5.0 で大学院に進む方法

  1. プリセッショナル・コース
  2. ディプロマ(プリ・マスター)
  3. 大学院(マスター)

多くの大学は留学生向けのプログラムを提供しています。これは…

IELTS の点数が基準に達していなくても授業をパスできれば本コースに進める

といった内容のものです。私は9週間のプリセッショナル・コースに参加しました。

☞コース内容をまとめました「#8 Pre-sessional Coureとは【プリセッショナルコースとは?授業内容を徹底解説!】

#8 Pre-sessional Courseとは【プリセッショナルコースとは?授業内容を徹底解説!】
2018年8月末をもってまずは9週間のプリセッショナル・コース(英語準備コース)が終了しました。今回はプリセッショナル・コースって一体何なのかお伝えします。あとは気になる成績発表です!!!

このプリセッショナルコースの良いところは、

  1. 本コースが始まる前にイギリスの雰囲気を知ることができる
  2. コース終了後に他大学へ移ることもできる

だと思います。私もプリセッショナルコースに通っていた夏の期間に、これまでの価値観が変わるような貴重な経験をたくさん積むことができました。それに無事にコースを修了すれば他の大学に進むことも可能なので、必ずしも希望大学にプリセッショナルコースがないからといって諦める必要はありません!

ちなみに私の通ったプリセッショナル・コースの授業料は9週間で約50万円でした。

でも IELTS は1回しか受けていません。

最低でも IELTS 5.0 は必要か??

私はプリセッショナル・コースに加え、もう1年間「大学院準備コース」にも参加しています。合計するとイギリス・ロンドンに約2年半ほど滞在できることになっています。

実はイギリスの大学院は1年間に授業がたった20週しかありません

#14 【衝撃!】イギリスの大学院は授業が1年間にたった20週しかないという事実
イギリスの大学は日本と違い10月から学期が始まります。10月から12月の「秋学期」と、1月から3月の「春学期」の2学期構成になっています。今回も引き続き2018年10月から始まった授業内容についてお伝えします。

 

  • 現地で英語を学びたい
  • できるだけ長く滞在したい

との想いから私はディプロマ(プリ・マスター)を追加しました。

これは

  1. IELTS の点数が基準に達していない
  2. 進学先の学部に関連する学歴や職歴をまだ持っていない

学生がアカデミック英語や関連専門知識についての「訓練」をする場として設けられています。

中には1年間、イギリスの語学学校に行って英語を磨いている人もいるようです。語学学校も英語を勉強するうえで一つの良い選択肢になりえますが、アカデミック英語を教えてもらうことはできなのでご注意ください。

これらを踏まえると、

IELTS 5.0 があれば渡英できるし有名大学院にも挑戦できる

ということがお分かりいただけたでしょうか?

 

一方で、「やはり IELTS 5.0 は最低でも欲しいな」という気もします。

 

IELTS 5.0 を取るための勉強法

先にも触れましたが、アイエルツの試験はこれまで日本人が中学・高校・大学で潜り抜けてきた試験とは性質が違います。なので基本的には…

  1. 単語を覚える
  2. IELTS に慣れる

これに尽きるのではないでしょうか。

とにかく早く慣れて、テストをパスして、1日でも早く渡英することをおススメします。

 

①単語を覚える

英語で書かれた文献を読みながら日々新しい英単語を覚えていくことが理想的ですが、最初のうちは「暗記すること」も効果的な勉強の一つです。私は IELTS 対策としてはこちらの参考書を熟読しました。

単語は無限にあるので、気に入った1冊の参考書を信じて突き進めばいいと思います!

 

② IELTS に慣れる

慣れるというのはどういうことかというと…

実際に試験問題を解けば次第に慣れてきます。

「ケンブリッジ出版」の参考書は IELTS の試験を想定した問題集です。試験対策はこの1冊に絞って何度も同じ試験を繰り返し、繰り返し解きました。何冊も買う必要性はありません。1冊の値段もそんなに安くないですし、もし1冊に書かれていることが全て理解出来たら IELTS 5.0 はひとまず余裕です!

この本は Listening、Writing、Reading の要素がぎっしり詰まっています。特に Reading に関しては何度も何度も同じ問題を解きました。

一方、全て英語で書かれているので「ちょっと敷居が高いなぁ」と思う方は以下の参考書がお勧めです。

この参考書はありがたいことに日本語訳されています。特に Writing で使える「定型文」がたくさん載っています。これらをしっかり自分のものにすれば Writing の試験は比較的落ち着いて臨めるのではないかと思います!

 

Listening の勉強で大切なのはとにかく「耳を慣れさせる」ことが始めの一歩です。

私はこの参考書の付録についているCDを車やスマートフォンに取り込んでとにかく暇な時間に聞いていました。最初のうちは全く聞き取れなくて心が折れそうになります。それでも時には声に出しながら何度も聞いているうちに段々と理解できるようになってきます。IELTS の Listening はスピードが遅いので比較的点数が取りやすいと思います。

IELTS の勉強は孤独だしツラい

私は仕事が朝早くから夜遅くまでだったので勉強時間を見つけるのに苦労しました。土日の休みもゆっくり勉強できる図書館が近くになくてストレスばかりでした。アイエルツの勉強に本腰を入れた6か月間も、大事な仕事があって勉強に集中できない時がかなりありました。

留学は自分で決めた道ですが、時に心がくじけそうになることもありました。

 

私が声を大にして言いたいことは

心が折れる前に海を渡った方がいい!

ということです。

 

どうせ留学をすれば辛いこともたくさんあります。

それにどのみち勉強はたくさんするのだったら自分の夢に少しでも直結しているほうが良いと思いませんか?

アイエルツの勉強で自信を無くして留学を断念するぐらいなら、そんな勉強とは早々に距離を置いて「自分にあった方法」で前に進めばいいと思います。

きっと今回ご紹介した方法以外にも海を渡る方法はたくさんあると思います!

 

どんどん外に出てゆくゆくは日本をもっと盛り上げていきましょう!

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