#22 【石川から世界へ!その1】世界で活躍する石川県生まれのスキャナー

取材記

今回はイギリス・ロンドンにて行った取材活動と撮影の裏側についてのお話しです。

わたしは2011年から7年間、石川県金沢市にあるフジテレビ系列石川テレビ放送にてアナウンサーをしていました。ありがたいことに退社後も前の職場とは良い関係を築かせて頂き、2か月に1度のぺースで朝の情報番組「石川さん情報Live リフレッシュ」にて私がロンドンで制作したビデオを搬入させてもらっています。

さらには「慎祐のロンドン日記」というタイトルまで作っていただきました (・・。)ナミダ

ということで今回は、

ロンドン取材の裏側!!

  • 石川生まれのスキャナーが世界へ!?
  • 取材申請までの経緯

についてお伝えします。

ページ下部には石川テレビ公式 YouTube チャンネルにアップされたリンクも貼ってあるので、そちらもぜひご覧いただけると嬉しいです!下の写真は金沢市にある石川テレビ放送の本社屋です。ちなみにマスコットキャラクターの「石川さん」は知る人ぞ知る隠れ人気ゆるキャラなのです。

まずは番組の紹介から

石川さん情報Live リフレッシュ(石川テレビ)

  • 朝の情報番組(月曜~金曜 生放送)
  • 午前9時55分~10時50分
  • 石川県域エリアのみの放送
  • 2008年に番組スタート

石川県内の暮らしに役立つ情報をお茶の間にお届けする情報番組です。私は入社当時にリポーターとして、最終年度にはメインMCとして番組に携わりました。制作に関わるスタッフを含めてアットホームな雰囲気の番組です。石川県を代表する番組といっても過言はないでしょう!

慎祐のロンドン日記とは

  • 2か月に1回のペースで放送
  • コーナー自体は5分程度
  • イギリスにて石川県にゆかりのある人、モノ、文化を探して取材する

というのが主な趣旨です。

退社する際に、当時の上司の計らいもあり、ロンドンにて動画を制作し石川テレビにて放送する機会を頂きました。私は東京出身で前の職場を退職すると石川県との関りが無くなってしまうので、今回こういう形で第2の故郷・石川県とつながりを持ち続けることができたのはとても嬉しかったです。石川テレビからは編集ソフトが入ったノートパソコンと、カメラ、三脚を貸与してもらうという何とも恵まれた環境を用意してもらいました。

もう石川県の方に足を向けて寝られません。北北西の方ですね。

ちなみに今だから言えることですが、最初にこの話を頂いたときは、

そもそも英語もまだうまく喋れないし、取材申請したり、取材対象者と交渉したりすることなんて果たして上手くできるだろうか…。

とこっそり思ってました。

でも、

結論から言うと

大丈夫でしたー!!笑

石川生まれのスキャナーが世界へ!?

富士通の完全子会社・株式会社PFUはスキャナーなどの電気機器を製造するメーカーです。本社のある石川県かほく市を始め、全国各地に支社を置いています。女子バレーボールのVリーグに所属する「PFUブルーキャッツ」も含め、県内に住む人なら一度はその名前を耳にしたことがある、石川が誇る一流企業なのです。私も取材やプライベートでPFUの皆さんにはとってもお世話になりました。そんなPFUは国内のみならずオーストラリアやアメリカ、イギリスなど世界中に支社を構えビジネスを展開しています。

今回はそんなPFUのヨーロッパ拠点(PFU EMEA)に協力頂き、あるグローバル・プロジェクトを取材させてもらうことになりました。

それが…

水彩画を収集・保存するプロジェクト

だったのです!!(・_・)ォォォ

プロジェクトのパートナーとなったのはロンドンの金融街・シティを拠点に活動する慈善団体「The Watercolour World(ウォーターカラーワールド)」。この団体は歴史的価値のある水彩画を収集・保存する活動していて、2019年1月にはこれまでに集めたおよそ10万種類の作品を一堂に閲覧できるウェブサイトを立ち上げました。

Watercolour World
Explore the known world before photography. We are a UK-based charity working with public and private collections to create a free online database of documentar...

なんで水彩画?って思う方もいるかもしれませんね。

実は水彩画は18~19世紀にかけて起きた産業革命の頃に、街の発展や移り変わり、戦争の記録を残す手段として頻繁に用いられてきたことから歴史的価値が高いとされているのです。産業革命は現在の資本主義社会のまさに礎といえる歴史的分岐点なので西欧諸国にとって、その変遷が描かれた記録画は大変貴重です。

中には、江戸時代末期に当時のイギリス大使団によって記録された日本に関する貴重な作品も保存されています。

水彩画は繊細!?

その一方、水彩画は傷みやすく、熱や光の影響を受けやすい性質上、これまであまり公の場に公開されてきませんでした。このプロジェクトは、こうした水彩画をウェブサイト上に公開し、皆さんに歴史の一端に触れてもらうことにあるのです!!

もしデジタル化をしなければ、そんな価値ある水彩画を後世に残しておくことはできません。なぜなら水彩画は時間を共に衰えてしまうからです。貴重な歴史の「情報源」ともいえる水彩画は科学者や歴史学者、環境問題の専門家にとっても重要な研究材料となり得るのです!

 

なんか凄い話になってきた… (・_・)ダネ

PFUとのコラボの背景は!

それでは、なぜPFUの主力商品「Scan Snap SV600」に白羽の矢が立ってのでしょうか!?

この商品の特徴は

  • 小さくて持ち運びが可能
  • 紫外線を発しないので水彩画にやさしい
  • ガラス越しにスキャンできる
  • 作品に直接触れずにスキャンできる

といった感じで、まさにプロジェクトの趣旨にぴったり合致した夢のようなスキャナーだったのです。

ちなみに一般販売もしています。

created by Rinker
¥53,950 (2020/06/06 06:10:44時点 楽天市場調べ-詳細)

PFUからは1円も頂いていません。(・_・)クダサイ

 

では動画をご覧ください!

2020年4月24日に放送されました。

石川テレビ「石川さん情報Liveリフレッシュ」 慎祐のロンドン日記『世界で活躍するPFUのスキャナー』

ご覧いただきありがとうございました!

 

こうした石川県関連のネタを仕入れるのは、実はけっこう大変でした。

しかし、そんな私に救世主ともいえる団体が手を差し伸べてくれたのです。

 

その名は…「石川県人会」 (・_・)アルンダ

県人会とは!?

世界の各都市には日本人コミュニティが点在して、その中の一つが「県人会」なのです。他に〇〇大学OB会や、〇〇勉強会といったコミュニティもあり、私もいくつか参加しています。

県人会とは、読んでその名のごとくある特定の県の出身者やその場所で働いているあるいは関連がある人たちの集いです。定期的に集まって飲み会を開催したり情報交換をしたりしているところがほとんどだと思います。県の規模やつながりによっては存在しないところもありますが、運よくロンドンには「石川県人会」があり、かなり頻繁に食事会が開催されていました。ちなみにロンドンの石川県人会は、私のような他県出身者で、たまたま縁あってそこで働いていたという人に対しても、超ウェルカムな居心地の良い会です。おかげで石川県関連の方とも知り合いになることができ、いくつかは取材にもつながりました!

県人会を運営して頂いている方や、声をかけて頂いた方には本当に感謝です。

 

ここまで取材の裏側にスポットを当ててまとめてみました。

ちなみに取材にあたっては大学やインターンなどを通じて知り合ったイギリス人、韓国人、フランス人の友人と共に動画を制作しています。彼らもプロとしてのバックグラウンドがあるので、機材を貸してくれたりアドバイスをくれたりと一緒にいるだけでかなり成長させてもらうことができました。

ということで今回は…

動画制作はとっても楽しい

といった感じで締めたいと思います。

ご拝読ありがとうございました。

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ロンドン留学ブログ 〜アナウンサーから英国大学院生へ〜